最後の約束の物語

●王国滅亡の一日を描いた物語。
●テーマがキャッチーで、難易度が高いと聞き、トドメに特典のブックレットに釣られて購入。
●ストーリーやキャラクターは好みでした。王国を取り囲む鋼機兵の大群。地平の彼方まで広がる軍勢に対して抗う術はなく、主人公達メサイア騎士団は国民を救うため転移魔導陣の起動を決意する。失われる命に涙しながら、それでも民を守護する象徴として毅然と振舞い戦い続ける。熱い展開が好きな方にはお勧め。え、設定が未消化?最後の一日なのに丁寧に説明する時間なんてないのです。
●約束の相手はもちろんシェリ……マラルメさんでした。しかし特典やムービーにあるような魔導陣発動時の主人公との艶姿がないのは非常に遺憾である。他のキャラクターにもないんだったら詐欺だ!あれですか、大人しく設定資料集の発売を待てということですか。
●難易度はそこまで難しくはなかった。イーリアの秘法(SP全損により発動する最終奥義≒メガンテ、ただし蘇生不可)を使わずともSP消費技が十分強く、SP自体も戦闘不能とラスボス戦以外減る機会がないので、ボス戦でバンバン使えばサクサク進む。ブレスVには届かなかった。
●システム周りに不備あり。誤字やフリーズがそれで、フリーズ自体は自身はクリアまでに2度発生しただけだが、ラストダンジョンはセーブポイントがラスボス戦までないので全滅よりもフリーズの恐怖に冷や冷やしながら進んだ。