絶体絶命都市

女神異聞録 デビルサバイバー

プレイ日時１４日間
●二週間かけてやっと命がけの一週間を生き抜いた。この歯応えがアトラスクオリティ。ハードがＤＳになってもその切れ味に些かの衰えなし。おまけにマルチエンディングだと……！？　東京だけでは飽き足らずいたいけな学生最後の長期休暇さえ食い潰す気かっ！
●山手線の内側に閉じ込められた高校生三人が頭上の死の宣告に怯えながら毎朝送られてくるその日の予言メールを手がかりに悪魔の徘徊する街を生き抜くサバイバルゲーム。断っておくとシミュレーションです。
●設定からして私好み、かつアトラスとくれば買うしかない。ＤＳじゃ大したボリュームもないだろうからパパッと終わらしてレビューを書こうと思ったのがそもそもの間違い。ペルソナ３にはまった人は確実に抜け出せません。
●悪魔を操れるのが主人公だけではない点が好印象。選ばれたボクタチ、ではなくＯＬからヤクザまで誰だって悪魔召喚！　当然敵は悪魔だけではなくなります。欲望のまま生きるか、得た力を正義のために使うか、っていうか正義って何、食べれるの？　っていう話(←違う)。
極限状態で歯止めの利かなくなっていく欲望、その欲望に群がる悪魔達。そんな非日常の世界で主人公達はどう生きるのか。
●問題点があるとすればセーブ領域が一つしかない所か。ミッション中の中断セーブを利用すれば二つ使えなくもないがしかし全てのエンディングを見るために何週もしなければならないのは大変だろう。