世界を破壊するRPG

ワールド・デストラクション ~導かれし意思~

ワールド・デストラクション ~導かれし意思~

世界を破壊するRPGは壮大なセカイ系でした。
●やはりDSで大作RPGを作るのは無理があるのか。世界を破壊しようとするヒロインなんてぶっ飛んだ設定で始まったのに結局は破壊した後に主人公が望む世界を作るという最もベタな着地を選んでしまったのは勿体無い。
●ストーリーラインに00を、リ・アの三連連結ラッシュにワイルドアームズ3の10連ガトリングを見た。
●世界観説明の装置としてよく用いられる無知・純朴主人公にしてはかなり好感が持てた。製作者の都合の良い道具で終わらずにキャラクター自身が考えて動いていたからだろう。無知だけれど馬鹿じゃない、この違い。ちなみに無知で馬鹿の例としてはテイルズオブジアビスの断髪前のルーク君が当てはまるかと。あと熱血キャラとか。
●ゲームとしては昔(スーファミ時代)のRPGをやっている感じでした。エンカウント率の高さとか難しいダンジョントラップとか。クリアのために攻略サイトを使ったのは本当に久しぶりです。ちなみにタッチペンは一切使いません。
●戦闘システム、というかボスキャラの硬さがよく分からなかった。全然攻撃が通じないと思ったら次のターンでは雑魚敵と同じくらいのダメージを与えられたり、結局ごり押しで倒せたけど法則性が見出せなかった。あと敵味方共に必殺技のシークエンスはスキップできるようして欲しかったです。