魔法の指

●DSにしては中々にハイスペックなソフト。主題歌入り、高品質ムービーあり、キャラクターボイスあり、ストーリーもタイムパラドックスもので好み。物分りのよい視点人物(主人公に非ず)も好感が持てました。一度やって損のない一品。
●都合の悪い過去はデリート、デリート!
●ごちゃごちゃしていく時系列をフローチャートを作りながら攻略していく感じがたまらない。
●お決まりのタイムパラドックス(過去に戻って親を殺せるか理論)は遡及者が時の枷から外れるという設定で解消。新しい過去で生活はできるが消えた(過去に渡った)時間に追いつくとそれ以降の“自分”が存在しないため消滅してしまう。逆に未来に過去の人物を引っ張ってくるとその人物は当時の年齢のまま生活することになる。……厳密には先述のパラドックスを発生させていないのがこのシナリオのミソなのだが。良くも悪くもホロウペンの所持者は始めから時の枷から外れているのだった。所有者なら最悪どんな危機からでも脱出できるしね。そう考えるとホロウペンが一子相伝というのも納得のいく話である。
●しかし歩郎の父親は××の母親と幾つの時に出会ったんだろう。