3話『蒼の戦慄』
- 作者: 清水栄一,下口智裕
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/06/20
- メディア: コミック
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●いきなり私見ですがロボットは壊れてなんぼだと思うのです。焼け焦げとか剥き出しの配線とかそういったのを見せられて「あぁ、痛々しいなぁ」とか思うわけで、それが人型機械の身体性ではないかと。その点幾ら自己修復能力が圧倒的だからといってものの数秒でダメージを修復させてしまった今回はいただけないなぁ、と思うのです。幾らヴァーダントの得物が殺傷能力甚大な太刀でも、喧嘩で殴り倒された程度の印象しか残らず、その直後の完治でチャラにされてしまう。視覚的に訴え掛ける圧倒的な敗北感が足りなかったなぁ、と思いました。第一あれではヴァーダントがラインバレルに手も足も出ないみたいじゃないか! ……漫画のような串刺しはお茶の間的にまずかったのかなぁ(や、それぐらい過剰にやってもいいと言う意味ですよ)。